水生動物育成用水槽

蛍飼育装置(実用新案登録 第3178186号)
水生動物育成用水槽(実用新案登録済 第3164608号)
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ホタルの棲む場所再生プロジェクト

当社では、ミネラル還元水を使用した水生動植物の育成用水槽設備を開発し、このほど実用新案を取得いたしました。このシステムを利用すれば、設備が容易で運転コストを低く抑えることができ、場所を選ばずホタル等の水生動物の飼育が可能になります。

私が子供の頃、ホタルをたくさん見ることができました。沢山のホタルが舞うあの幻想的な光景を子供達や私の孫にも見せてやりたい。こうして、もう一度ホタルが戻ってくる環境を作るにはどうしたらよいか、研究に研究を重ねました。

ホタルは水質環境の良いところに生息し、そして繁殖します。であれば、水質を維持できる装置を作ってあげればよいと考えました。ためた水を循環させ、溶存酸素量を増加させ、水の滞留や劣化を防止しする活性水装置を開発することを考え、ビニールハウスに幅1m長さ10mほどの人工池をつくり、ホタルの幼虫、クレソン、カワニナ、タニシを入れ実験を繰り返しました。

その結果、トルマリンを担持する連続気泡を有する粒子状樹脂を封印した活性水装置は、アルカリ化するとともに、ORPを低下させ水生動植物の育成に適した状態となり、泡状の空気および水を水槽内に循環させ、溶存酸素量を増加させ、水の滞留、劣化を防止し、良い環境を提供することができるようになりました。これにより、家庭の庭や、屋上などでもホタルの飼育が可能になると考えています。

また、この還元水を利用して、ウコン栽培も行っております。土壌を弱アルカリ性に改良することで本場の沖縄や屋久島にも負けない質の良いウコンの収穫が可能になりました。